フリーランスITエンジニアのすすめ

フリーランスITエンジニアの働き方についてのブログです

エンジニア採用の面接官が不機嫌な理由

不機嫌な面接官

私もフリーランスという身分で仕事をさせていただいているので、営業に連れられて客先に面接に行くことがあります。

で、プロジェクトによりけりではありますが、結構な確率ですごく不機嫌な面接官にあたることがあるんですね。

明らかにエンジニアを見下しているというか、完全に「こいつもまたダメなやつか・・・。」という感じで接してきます。

といっても、大体の場合は、ある程度話していく中で、「あぁ、こいつはまともなやつか」という反応に切り替わっていくので、そこまでの問題はないのですが、「あの最初の態度は何だったのか」というところでなんとも釈然としません。

何もしていないのに少し損をした気分ですね。

 

面接官を不機嫌にする営業

なぜ面接官がこのように不機嫌かというと、その営業に、これまで、まったく見当違いのエンジニアを提案されて、フラストレーションがたまっているからなんですね。

担当者も忙しいですし、面接にするにもコストがかかりますので、効率的に面接を行いたいでしょうが、技術のわからない営業は適切にフィルタリングできませんから、結果として、面接官がかなり粗いレベルからフィルタリングしなくてはいけない状態になっています。

 

面接官からエンジニアへの期待の初期値

面接に臨む際の、面接する側(採用側)からエンジニア側(被採用側)への期待の初期値というものがあって、それは過去の面接の結果によって決まっています。

 過去、その営業がだめなエンジニアを多く提案していれば、「またこいつもだめか・・・」と思われるし、いいエンジニアを多く提案していれば、期待大の状態から面接が始まります。

これはエンジニアの問題ではないんですよね。完全に営業の問題です。

  

結論

面接官の不機嫌を作り出しているのは、エージェント企業の営業です。彼らがちゃんと仕事しないからです。

エンジニアとしては、どうせならば雰囲気のいい状態から面接に臨みたいですし、そのほうが金額の交渉もやりやすいですよね。

 それを踏まえると、フィルタリングできないエージェントは捨てて、技術のわかるエンジニアのコネクション網で仕事を持ってくるというのが一番じゃないかと思いますね。