フリーランスITエンジニアのすすめ

フリーランスITエンジニアの働き方についてのブログです

フリーランスエンジニアの仕事の探し方

前回に引き続き、フリーランスエンジニアがどう仕事を探せばよいのか、私の経験を踏まえて語ってみます。

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フリーランスエンジニアの仕事の探し方をいえば、おおむね、以下の三つのうちどれかかとおもいます。

  1.  クラウドソーシング
  2. エージェントを頼る
  3. コネを頼る

クラウドソーシング

今流行(?)のクラウドソーシング。マッチングサイトとしては、ランサーズや、クラウドワークスが大手として有名です。
誰でも案件に応募できるし、自宅で作業はできるし、仕事内容も自由に選べるしとメリットも大きいです。
しかし、私はまったくこの手のものに手を付けたことがありません。応募したこともありません。
というか、案件の一覧を見た段階で完全にやる気をなくしました。
だって単価が安すぎるんですもの・・・。あと、意味不明な仕事内容がおおすぎです。
なんなんですかねこれ・・・。唖然として、この手法で稼ぐのは無理だとすぐに悟りました。

以下のブログでも詳しく語られてますが、やはりまともには稼げないようです。

 

crapp.hatenablog.com

 

②エージェントを頼る

なんとなくですが、現場のエンジニアを見てみると、これが一番オーソドックスな方法なのではないかと思います。

クラウドソーシングと同じくだれでも応募できますし、エージェントも稼がないといけないので、必死にマッチングしますし。
大手エージェントは持っている案件数も多いということもあり、とりあえずなんでもいいから仕事にありつきたいという方にとっては一番いい選択肢かもしれません。

ただやはり、マージン率が高いのと、そもそもの単価が安いですね。
エージェントはだれでも応募できるということもあり間口が広いですし、エージェントによってはフィルタリングが甘いため、客側もそれを認識しており、「エージェントが提案してきた人材=それほどスキルが高くない」と認識しているせいではないかと思います。まぁ憶測でものを言っても仕方ないですが、このあたりについてはもう少し詳しく語りたいところですね。
そのあたりを踏まえると、あまりお勧めではない方法です。ある意味、最終手段ですね。
ちなみに私はエージェントに仕事を見つけてもらったことはありませんw。

 

③コネを頼る

これが私の一番おすすめの手段です。

自分で直接、取引先を探したり、今までに構築したコネクションを利用して仕事を探す方法です。
私の場合、これまで一緒に仕事をした同僚のツテを頼るというのが多いです。

 

客側からするとエンジニアのスキルを把握できているので、ミスマッチが少ないですし、公募であればエンジニアのスキルを図るのに面接という手段をとるしかないですが、実際に一緒に仕事をしたエンジニアからリファレンスしてもらえるというのは、大きいメリットです。

 

エンジニア側からすると、エージェントを通していない分、高い単価で仕事を受けることができるというメリットが大きいですし、また、技術的に難易度が高いため、エージェントなどで広く募集していない案件にも入ることができます。
ただし、条件面の交渉については、自分が直接行うしかないですが、それが本来のあり方のようにも思います。

 

一方、コネ以外でも、SNSで自己アピールとか、別な方法もあるでしょうが、
それで食いついてくるのは、あまりろくな企業ではないと思います。
不毛なことはやめておいたほうがいいと思いますw


結論としては、やはり参入障壁が低い市場には旨みはないってことですね。手間はかかりますが、金額面をみるとコネが一番強いと思います。したがって、仮に売上1000万円を目標とするならば、コネが一番の近道でしょう。
余談ですが、クラウドソーシングにしてもフリーランスのエージェントにしてもそうですが、参入障壁を下げすぎて、いつかアタリショックのようなことになってしまうのでは、とも懸念しております。

 

フリーランスに対するよくある4の誤解

Infoqの翻訳記事が日々読みづらくなる今日この頃。ITエンジニアの皆さん、いかがおすごしでしょうか。

 

さて、今回はフリーランスエンジニアに対する以下の誤解について語っていきたいと思います。

  1. 「優秀じゃないとフリーランスでやっていけないという誤解」
  2. 「仕事を探すのに苦労するという誤解」
  3. 「プログラミングの仕事ばかりという誤解」
  4. フリーランスはローンが組めないという誤解」

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①優秀じゃないとフリーランスでやっていけないという誤解

同じ現場にいるソフトハウスのエンジニアに「フリーランスでやってみませんか?」と誘うことがあるのですが、
よくある返答のパターンとして「でも、優秀じゃないとだめなんでしょ? 私はそんなに優秀じゃないから無理そうです」というのがあります。
なぜか、世間では「フリーランス=優秀」という風に思っている方が結構多くいます。やはり、特定の組織に所属しないアウトローな雰囲気がそう思わせるのでしょう。
このように、優秀じゃないとフリーランスとしてやっていけないという誤解が広まっているようですが、私は、むしろ「優秀じゃない人でも稼げるのがフリーランスのいいところ」だと思っています。その理由を述べます。

現場の評価が他の現場に持ち越されない

たとえば、ある現場で思いっきり低評価を付けられたとします。会社員の場合、その評価が社内で共有されてしまうので、会社にいづらくなったりとか、
プロジェクトの参画を他のメンバーに嫌がられたりとか、給料が上がらなくなったりとか、色々なペナルティを受けてしまいます。
しかし、フリーランスの場合、その評価が他の現場に持ち越されることがありません。だって、たいがいの場合、次に参画する案件では、プロジェクトメンバーは初対面ですし、また、ゼロベースで人間関係を構築していかなくてはならないものだからです。
つまり、現場でどんなことをやらかそうが、ヒット&アウェイができてしまうんです!
ある意味、職場でウンコを漏らしてもOK!

仕事の選択権を有効に活用できる

プログラミングは得意なんだけど、要件定義は苦手。そんな「走塁は得意だけど、バッティングは苦手」というエンジニアは結構多いと思います。
会社員の場合、仕事が選択できないので、要員の都合の関係で、苦手分野を無理やりやらされ、すごく憂鬱になった経験がある方は多いと思います。
フリーランスの場合には、仕事内容で案件を選択できるため、このような得意不得意のミスマッチというのが起きません。
自分の得意なことだけをやり続けることができます。

 

②仕事を探すのに苦労するという誤解

これも全くの誤解です。この業界は慢性的な人手不足であり、基本的に売り手市場です。
具体的にどう仕事を探していけばいいのか、その手段については、また別の機会に書くとしましょう。

 

③プログラミングの仕事ばかりという誤解

これも誤解ですね。たしかに、エージェントが募集している案件は実装工程がおおいですが。
(企業がエージェントを使うときって、頭数をそろえたいときが多いですからね・・・)
実際、要件定義や設計、また、講師などの案件も多くあります。コネクションさえあれば、幅広い範囲から自分がやりたい仕事を選ぶことができます。

 

フリーランスはローンが組めないという誤解

組めます。自分も組めましたし、周りのフリーランスもローン組んでます。
ちなみに、一般的に過去3期分の確定申告書が必要といわれていますが、私は2期分で通りました。もちろん銀行でです。

ただし、資格や、これまで所属していた企業などについて調査が入りました。私の場合、高度情報処理資格試験にいくつか合格しているので、それもよかったのかもしれません(銀行の方にすごいですねといわれた)。資格も意外なところで役に立つようですね。

 

以上、雑多な内容ですが、フリーランスのよく誤解されていることについて、書いてみました。

 

フリーランスエンジニアのすすめ

みなさんはじめまして、フリーランスエンジニアの管理人です。

もともとSIerでエンジニアをしていた私が、フリーランスとして独立して丸4年立ち、
やっと(でもないかw)そこそこかせげるようになったところです。
私が、フリーランスとして独立してから、これまでどうやって仕事を見つけて、どうやって稼いできたのか、
大変おこがましいですが、他のフリーランスの方への見本になればと思いブログを書いてみようと思い立ちました。

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簡単に自己紹介

年齢 34歳
家族構成 妻、娘
職歴 ユーザ系システム子会社->SIer->フリーランス
得意分野 Javaの業務システム

たぶん、どこにでもいるような30代半ばのエンジニアかと思います。

どこかの記事では、フリーランスエンジニアのボリュームゾーンは20代後半から30代前半みたいなことが書いてありましたが(本当か?)、まさにそのボリュームゾーンに位置している人間ですね。

 

あと、よくフリーランスの方のブログを拝見させていただくと、ネット系の方が多いような気がしますが、私は完全に業務システムの人間です。どちらかというと大規模な金融システムとかそっち系でやってきたので、同じような分野で仕事をしている方だといろいろとイメージしやすいかもしれません。

ところで、フリーランスの方のブログって大概がエージェントマンセー記事だったりしますが、あれってなんかステマとかそんなのなんですかね。
エージェントマンセーじゃないブログは、セミナーのステマ記事だったりするし、世の中どうなっちゃってるんですかねw

 

まぁ、よくわからないですけど、なんか色々とあれな感じがします。
ちなみに、私のエージェントに対する思いは一言でいうと「レバ〇〇〇死ね」ですね。このブログに関しては、ガチで行きたいと思うので、そのあたりについては全く遠慮せずに実態をそのまま書いていきたいと思います。

なお、私がこれから書いていこうとしているテーマは概ね以下のような感じです。

  • フリーランスエンジニアってどれくらい稼げるの?
  • フリーランスエンジニアの仕事の取り方
  • エージェントを利用することのメリットデメリット
  • 手続きとかetc・・・

結局のところはお金の話になると思いますが、自分自身の経験や周りのフリーランスエンジニアの体験談も含め業界のあれやこれやを書いていければなと思います。