フリーランスITエンジニアのすすめ

フリーランスITエンジニアの働き方についてのブログです

レバレジーズのエンジニアの平均年収は748万とかなり微妙な数字

ソースは以下の記事です。 公式ホームページだと平均は800超えと書いてありますが、どっちな本当なんでしょう??

www.nikkei.com

この金額はかなり微妙な線なのではないでしょうか。会社員の給与相当に換算すると500未満くらいの金額でしょう。 広告では、「最高支払金額1XX円」とか言っておきながら現実はこんなもんかというのは、ちょっと残念な数字です。高収入にあこがれてフリーランスになる方もいらっしゃると思いますが、現実はこんなものということを知らしめたのではないでしょうか。


一人暮らしなら余裕の生活でしょうが、都心で家族を養っていくとなると、結構カツカツです。フリーランス=高収入とのイメージを持っている方も多いでしょうが、エージェント傘下では、現実としてはそう甘くないということですね。 また、この価格も需要過多の状態の現在でこの単価ですので、未来永劫この単価が維持されるとは限りません。 むしろ、エンジニアは今後大型案件が終了していくことによって供給過剰になることが見込まれており、その時に今まで通りのやり方でフリーランスが生活していけるのか、かなり心配です。


フリーランスエンジニアには、誰でもなることができます。よって、フリーランスエンジニアの労働市場は極めて参入障壁が低いです。ですので、この市場をある程度健全な状態に保つためには、フィルタリングするなりなんなりして質と供給量を保つことが必要です。


ですが、エージェントは、現場に導入したエンジニアの数=売上になりますので、参入障壁を上げて、エンジニアの供給量を調整するということに対してインセンティブが働きません。 実際に、使えないエンジニアも無理やり現場に送り込むことが営業の腕の見せ所であるなんて話しを聞きます。


参入障壁を高くするなり、マッチングの確度を上げていくなりしないと、供給過多になった際に、凄まじい勢いで単価が下落していくでしょうね。
エージェント傘下のエンジニアがこの辺りの問題についてどう考えているのかはわかりませんが、私としてはできるだけオープンでない市場で仕事が取れるようにしたいところです。